2009年6月11日木曜日

七転び八起き

前のブログで紹介した松下ヨシナリ選手がマン島で転倒した。

転倒したのはスーパーバイククラスで無事完走した翌日のスーパーストッククラスでの出来事。

多分、前日のスーパーバイククラスの決勝時に相当(レースペースで2時間強)走り込みができたため、良いところ悪いところ、走り易い、走り難いなど、様々な問題点や課題などが見つかり、自分なりにその改善策を見いだし、迎えた決勝レースだったと思う。

転倒前の2周目にはタイム的にも予選、スーパーバイククラス決勝時よりも良いタイムが出ていることから間違いないだろう。

レースには「たられば」はないが、もし彼がスーパーストッククラスを完走していたとしたら、確実に更なるタイムアップをし、コース攻略についても様々な課題を見いだしていたはずだ。

いちばん悔やんでいるのは当然彼だろうし、ああ見えても陰では相当自己嫌悪に陥っていると思う。

しかし、忘れてならないのは今回の不可能と思われていた体制を彼は一から組み上げ、そして実際にマン島へ行き、そしてマン島TTの予選を通過し、スーパーバイククラスの決勝を走りきり、結果を残したということだ。

結果というのは優勝とか完走とかの成績や実績だけのことではない。

彼が実際にマン島へ行き、TTレースという異国の地で開催されている由緒あるレースを体験したということが実は一番大きな収穫であり、結果だったと思っている。


多分、彼のことだから終わったことはすぐに忘れ、もう既に次のことを考えているだろう。

  転んでもタダでは起きない松下ヨシナリだから・・。

もしかすると彼の中ではもう来年のマン島TTに向けて動き始めているかもしれない・・。


僕は彼が日本に帰って来たら言おうと思う。「本当によくやった!お疲れさま!」と。


Photo by Yusuke Takasaki