2010年3月19日金曜日

BSの本気

昨日はブリヂストンタイヤが満を持して発表した「BT-023 Sports Touring」の関係者試乗会に参加してきた。


このBT-023の開発には160日以上の実走テストと1000本にも及ぶ試作品が作られたというから驚きだ。


正にBS渾身の力作と言えるだろう。


実際にこのテスト内容は他の製品に比べると2倍近い時間と労力が注がれているらしい。


開発者の言葉の端端にもこの製品に対する自信と思い入れが見え隠れする。


そんな中、今回の試乗会は一般道の環境設定に近い、日本サイクルスポーツセンター(伊豆修善寺)で行われた。



全長5キロのコースは高低差(約100m!)が強く、路面状態も一般道のようだ。


走行してみると確かにワインディングロードを走っている感覚で中々面白い。





今回はR1200RTK1300GT2台に装着されたものを試乗したが、とにかく軽快で路面に吸い付くような感覚をおぼえる。


この2台にはGTスペックという重量車向けの設定タイヤが装着されており、スタンダードスペックに比べて剛性が高められている。


なので、プロファイルの変形も少なく軽快なフィーリングを醸し出しているのだろう。


また、路面に吸い付くような接地感は3分割されたショルダー部のコンパウンドとその分割構造の影響が大きいと思われる。



BMWでもヘビー級のこの2台だが、元々の運動性能は高い。


しかし、これだけ軽快なフィーリングを楽しめるのは間違いなくこのタイヤの恩恵と言えるだろう。



そしてこのタイヤの一番のウリは耐摩耗性とウェット時の性能だという。


実はこの性能は相反するもので、どちらかを優先するとどちらかが劣ってしまうという相対関係にあった。


しかしブリヂストンは4輪のスタッドレスタイヤ(ブリザック)の技術などを応用し、RCポリマー【シリカ(ウェット性能を高める素材)とポリマー(耐摩耗性を高める素材)の親和性を飛躍的に高めた素材】を開発、このBT-023から導入した。


その結果、耐摩耗性はBT-023の兄貴分にあたる、BT-021に比べて約30%も向上。


しかもウェット性能も合わせて向上させてしまった。



そして更に驚かされるのが、摩耗時の操安性に変化が少ないということ。


他社製品の同セグメントにある人気タイヤが、約7000キロあたりで摩耗時の操安性が著しく低下することを考えると、このタイヤのパフォーマンスの高さが伺い知れる。


軽快且つ接地感の高いナチュラルなハンドリング特性に加え、耐摩耗性、高ウェット性能、摩耗時の操安変化の低減など、ツーリングタイヤに求められる要素を全て兼ね備えたと言っていい このBT-023 Sports Touring



マジお薦めです。




今回の主目的は試乗ではなく取材。

一般のBMWユーザーにBT023STをモニターしてもらいつつ、今回の試乗会にも参加してもらった。

2人のインプレッションは共にポジティブな意見が多い。

あえて、ネガな部分を聞いてみたが、700キロ程度の現状では思い当たらないという。

距離を走り、摩耗時の状態変化がどのようになるかに興味をもっているようだった。




試乗会の後は懇親会。

顔見知りの方とも多数お会いすることができ、ビールも会話も弾みっぱなし・・。

BT-023の開発者の方とも色々なお話ができて楽しかったな〜。




今回の編集はクラブマン誌で編集長も務めたことのある伊丹氏に依頼。

彼は今年のマン島TTにチャレンジする。

見た目は穏やかだが、ハートは熱い!?





今回のモニターは親子でBMWに乗る、BMOJ会員の川瀬さんに依頼。

普段からツーリングによく出かけ、年間の平均走行距離は1万キロという強者。




夜の10時頃・・純さんは既に出来上がってます・・。

当然、自分もですけど・・。





泡盛は水のごとく消えてゆく。