2013年10月10日木曜日

METZELER HEROES


行ってきました! METZELER HEROES!!

先週1週間の行程で、イタリアのシチリア島で開催された今回の企画!

実際の試乗日程は3日間だったけど、それはそれは内容の濃い試乗会でした。。




1日目は約60kmのご機嫌なダートセクションから始まり、取っ替え引っ替えバイクを交換しながら、タイヤの特性と各バイクとのマッチングなどを確認する。





一緒に行った松井さんも。。



河野さんも。。


当然、顔は綻びっぱなし・・(笑)


そしてダートセクションが終わるとこのような場所でクルーザー達がお出迎え・・。(演出の良さに痺れます・・)



時間がない中、そそくさと行動食を頬ばりながらウェア交換を行い、次なるステージへ。


アメリカンクルーザーの鼓動を感じながら、右手に地中海を望むハイウェイを優雅にクルージング。(写真は別のライダーですけど・・)



そして約200kmの行程の後に待ち構えていたのが、かのタルガ・フローリオ。。



ここはマン島TTと同じく1906年から1977年にかけて公道レースが行われていた場所で世界的にも超有名な場所。

メッツラーのオフィシャルトラックも待機してて、何だか物々しい感じ。。


小心者の自分はこの風景だけで思わず緊張してしまう。。


この人も何だか睨んでいるようだし・・。

そして、ツーリングウェアからレーシングレザースーツに着替えて、いざ出発。

走り始めて先ず感じたのがアップダウンの多いこと。非常に短い間隔でそれなりの高低差のアップダウンが続くものだから、バイクが跳ねたり、浮き上がったりして押さえ込むのが大変・・。


路面も荒れていて、何だかオンロードというよりオフロードに近い感じ。。


そんなこんなで約70kmのコースを周回し、スタート地点にようやく到着。。



ここで終わりかと思いきや、そうは問屋が卸しません・・(当然です・・)


この日、最後に待ち構えていたのがツアラー群
ちゃんとゴール時間に合わせて鎮座しておりました。


ここから宿泊するホテルまでの約70kmの道のりをひたすらかっ飛ばします。



そして到着したホテルはペルグーサ・サーキットに隣接する高級ホテル。。


当然、程よい疲れと達成感の後にはコイツしかないでしょう!


大げさではなく、人生の中で一番美味いと感じたビールだったかもしれない・・。

そして走った後はスタッフや他の参加者とも打ち解けはじめている。


やっぱりバイクの繋がりはサイコーだね!


そして2日目は時差ボケと筋肉痛の身体に鞭打って、この日最大の難関と思われるペルグーサ・サーキットに入る。


このサーキット、ペルグーサ湖という湖の湖畔を周回するコースレイアウトで、基本右コーナーばかり。そして要所にシケインが組まれている単調なコースなんだけど、単調すぎて返ってコースが覚え難い・・。更にコーナーと呼べる箇所はすべて右高速コーナーで、その後になが〜い直線が待ち構えている。久しぶりに280km/hを超えるスピード(メーター読みだけどね)を体感し、目が慣れるまでが怖かった〜。


そして、長い直線路の後に待ち構えているのがシケインで、これが右から進入する箇所もあれば左から進入する箇所もあるため、直線最後にバイクの振り方(右に寄せるか左に寄せるか)を誤ると間違いなくクラッシュしてしまう。。


しかもセーフティーエリアは殆ど無いし、スポンジバリアすらない・・。有るのは壁かガードレール。
最初の先導付走行時に全開走行したらどんな感じなのかを想像してしまい思わずヘルメットの中で笑ってしまった。


しかし、このコースでタイヤテストを行うことにはもの凄く意義を感じる。
路面も継ぎ接ぎだらけ、砂も浮いていて先行車が走ると水煙ならぬ砂煙がたつ程で、これだけの状況下でテストクリアすればそれは間違いなく良いモノができるはずである。


そしてサーキットテストが終わった後は一路エトナ山へ。


ここのステージではビッグオフ系のモデルを試乗。タイヤはツアランスネクスト。

BMWKTM、トライアンフ、ヤマハとデュアルパーパス系の車両を乗り換えながらエトナ山を目指す。


やはりそれぞれの車両によって違いはあるものの、タイヤからのインフォメーションや接地感、コントロール性はツアランスネクストの持ち味をすべてに感じることができる。


今回はエトナ山周辺のダートセクションは走行出来なかったが、抜群の景色とワインディングロードは本当に素晴らしかった。



そしてエトナ山で暫しの休憩の後は、おおとり?のスクーター試乗。


これが2日目最後の試乗となり、普段あまり乗る機会のないビッグスクーターを堪能する。


実はこのタイヤ、日本ではデリバリーされていないモデルらしいが、スタッドレスタイヤのノウハウが使われていて、極低温時でも確実にグリップを確保。寒い時期のヨーロッパの石畳路面でも安全に走行することができるらしい。



スクーター試乗もワインディングに街中にと、走るフィールドは多岐にわたる。

そしてこの日の終着点は初日に泊まったホテル!


ホントにすんごいホテルでした。。

この日も美味しいディナーとワインを頂き、最高の“おもてなし”を受ける。(この時、既に日本へ帰りたくない症候群に侵されはじめているのは言うまでもない・・)




そして3日目。

3日目はフリーライドDay

各自好きなバイクと好きなタイヤの組み合わせをオーダーして試乗できるというもの。

日本チームはNew BMW GSにカルー3を装着したモデルと、、



ホンダCR-Fにダカール用のプロトタイヤが装着されたものをオーダー。(このタイヤ、超逸品です・・)



そして、広大な川原でテスト試乗と撮影を繰り返す。





う〜ん、たまりましぇん。。


そして、ランチもとらずに没頭し、約束の集合時間にも遅れそうな状況の中、何とか予定の行程をすべて終了。

その後、案内役のエンツォ(イタリア選手権のMX&エンデューロチャンピオン!)が気を利かせてくれて、小さな町のローカルレストランに連れて行ってくれた。


写真は無いがここで食べたシンプルなパスタは最高だったな〜。



そして、この日の最後の集合場所となったピレリのオフィスへ。

サルヴォさんをはじめ、今回のツアーで最高のアテンドをしてくれたナイスガイ達!




本当に素晴らしい方達でした。 Grazie mille!


そして、最後にまとめと言う分けではないが、今回のツアーで強く感じたことは、メッツラー製品全般が一貫したポリシーの中で造られているということ。
オンロード、オフロード問わず、レース用、スーパースポーツ、ツアラー、クルーザー、デュアルパーパス、そしてスクーターに至るまで、その思想や製品作りの方向性はすべて一貫しており、どのタイヤに試乗しても、安定した接地感とライダーへのインフォメーションの高さ、そして抜群のコントロール性能に感嘆させられた。

当然、個々の味付けはセグメント毎に違いは出てくるもののすべての種類のタイヤに「メッツラー」を感じることができる。ここが素晴らしい!

数値やマテリアルだけではなく、感性やパッション、経験と言った人間的な要素も重要視しているメッツラータイヤ。

これらのタイヤを造っている人達こそが実はキーであり、このタイヤブランドの礎になっていることが今回のツアーを通して深く感じることができた。